Jupyter notebookでMySQL(とMongoDB)の演習をする
東大松尾研のデータサイエンティスト育成講座を以前に紹介しました。
少しずつ進めていると、8章からデータベースのお話に。
ただし、現行のjupyter notebookではプログラムが動かないらしく、初心者が実行環境を設定するのは大変そう。
こちらの記事でも触れられていましたが、解決方法までは載っていなかったので、備忘録として記事にしておきます。
環境
$ sw_vers >ProductName: Mac OS X >ProductVersion: 10.14.1 >BuildVersion: 18B75
$ python3 --version >Python 3.7.0 $ jupyter notebook --version >5.6.0
特にAnacondaとかは入れてないです。
jupyter notebookもpipして入れています。
1. MySQL, PyMySQLのインストール
ターミナルで、次のように打ち込む。
$ brew install mysql
$ pip3 install PyMySQL
以前にMySQLを中途半端に実行していていて色々なエラーが出たので(恨むぞプロ門...)、クリーンインストールしてしまうのが結局早かった。。。
2. MySQLサーバーの立ち上げ
ターミナルで、次のように打ち込む。
$ sudo mysql.server start
MySQLインストール後の初期設定はこちらの記事を参考にしました。
データベースの安全管理上、権限がないです、とエラーが出る場合が多いので、基本sudo付きで実行します。
色々聞かれるy/n質問は、全てyesで良いと思います。
ここまでやったら、jupyter notebookに戻って進めます。
3. jupyter notebookとMySQLを接続する
ターミナルで実行します。
$ jupyter notebook
自動でjupyter notebookが立ち上がるので、松尾研資料(data science)8章と、こちらの記事を参考にしながら接続。
これで、jupyter notebookを用いてMySQLコードを実行することができます。
以上です。
お読みいただきありがとうございました。
追記. 181210
10章のMongoDBは、
こちらの記事を参考にしてうまくいった。
演習はpymongoで進むので、マジックコマンドなどいちいち書く必要もなく楽(MySQL kernelを入れられれば一番良かったのだが……)。
8, 9章はSQLの構文にかなり惑わされてたので、SQLAlchemyとかが良かったな……。